概要
多重CFとは、CF(コントロールフィールド)が重なった状態を指す。厳密な定義はないが、主に同じ色のCF同士が何層にも重なっているときにそう呼ばれる。
多重CFの作り方
例えば、既存のCFの上に別の大きなCFを重ねてみる。するとCFが重なった部分が濃くなっているのが見える。CFが多重化している証拠だ。
これも立派な多重CFである。
多重CFを作るメリットはいくつかある。
- 獲得できる経験値(AP)がより多くなる
- 美しい三角を作ることができる
- MUsをより多く獲得できる
多重CFの種類
多重CFにはいくつかの種類がある。ここではリンク張り方で決まる多重のやり方をいくつか取り上げる。
タケノコ型多重
1つの底辺に対して、内側から外側にCFを成長させていく手法。最もイメージがしやすく、多重CFといえばタケノコ型といってもいい。外部成長型多重の基本形。
メリットは、単純明快でCFの基礎が学べる点。また、CFを外部に成長させるだけなのでどこまでも成長させることができる。デメリットは、2点のキーを大量に所有していなければならない点。
キール型多重
タケノコ型多重が外側に伸ばす多重CFであるのに対し、こちらは内部のポータルにリンクすることを主眼としている。背骨となるポータルに対して、外側の2ポータルからリンクを伸ばしていく。タケノコよりもやや難しいイメージがあるが、慣れれば意外と単純である。
キールとは、船の「竜骨」のことである。重要な背骨をまず構築することからこの呼び名がついた。放射型とも呼ばれる。また「39式」というキール型を発展させた手法が存在する。
実はタケノコ型多重と完成形は同じであり、タケノコ型多重が作れるならば同じポータルでキール型も作れてしまう。
キール型のメリットは、各ポータルキーを3本以上持っていれば作れてしまう点である。逆にデメリットはポータルからのアウトリンク数で多重化できる最大サイズが決まったしまうこと。ようは、内部を分割できる回数に制限があるのだ。
フラクタル型多重
タケノコやキールは、一直線となったポータル郡(俗に背骨とよばれる)が必要である。しかしそのようなポータルが存在しないことも多い。
フラクタル型多重は、ある程度の狭い領域に散らばったポータルをうまく回収するために用いられる手法である。