2015年のXMアノマリー「ペルセポリス仙台」のアフターパーティで発表された、IngressのXMアイテム。協賛企業であるソフトバンクのロゴがあしらわれており、ポータルにModsとして挿入して使用する。リンクアンプの上位種。日本では主に「SBUL」または「SBLA」と略されている。
機能と用途
1つのSBULをポータルに挿入すると、以下の効果をポータルは得る。
- ポータルのリンク可能距離が延長
- ポータルからのアウトリンクの本数が増加
SBUL | リンク可能距離の倍率 | アウトリンクの制限本数 |
---|---|---|
1個 | 5倍 | 16本 |
2個 | 6.25倍 | 24本 |
3個 | 6.875倍 | 32本 |
4個 | 7.5倍 | 40本 |
アウトリンクとは、1つのポータルから伸ばせるリンクの本数である。逆にポータルに対してリンクされた場合、それはインリンクと呼ばれる。通常、アウトリンクは1つのポータルにつき8本までである。SBULはその制限を増やすことが可能であり、これによってあらゆる作戦に幅ができた。
- リンクアンプだけでは4つ使っても最長3倍までしか延長できなかったが、SBULは1つだけで5倍を達成した。これによってLAはさらに無用の長物と化した。
- 今まではVRLAを使用しないと届かなかった地域同士が、SBULを通してリンクし合えるようになった。国内では散々な扱いのソフトバンクだが、国内外を結びつける機能が強化されたのは皮肉と言える。
実例
SBULは特に多重CFの作成時に威力を発揮する。1つのポータルから最大40本のリンクを他のポータルにリンクできるため、俗に「三十九式」と呼ばれる多重CFの手法に持ち入れられた。
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- その他にも、フィールドアートの作成や経験値稼ぎのための「装置」等にも使用される。そのデザインのダサさに反比例し、意外にも実用的なアイテムである。
- アノマリー等の防御中心な競技においての使用実績は高くない